内需主導 domestic demand-led 2004 7 6
瀕死の重傷だった日本経済も、
アメリカと中国の力強い経済成長によって、復活した。
今度は、日本の番である。
内需主導で、力強い経済成長をして、世界経済を支えるべきだ。
それには、規制緩和や規制の撤廃が、必要である。
この前、日本経済新聞の「春秋」には、こんな記事があった。
「アメリカでは、民間企業の宇宙船が、大気という厚い壁を破った。
しかし、日本では、その前に、「規制」という厚い壁に負けて、墜落してしまう。」
規制は、成功者を守るのです。
法律、政令、省令、通達、通知、行政指導、業界の慣行。
このように、規制は、星の数ほどあるが、
政治家や有力者のコネで、成功してしまえば、
こうした規制は、成功者を守ってくれるのです。
なぜならば、分厚い「規制の壁」が、新規参入者を阻止してくれるのです。
こうして、日本経済は、停滞していったのです。
ただ、規制緩和を進めていくと、
「自民党をぶっ壊す」ことになるかもしれない。
自民党は、こうした成功者や既得利権の上に成り立っていますから。